18年12月10日

国内 注目イベント

11月景気ウォッチャー調査(10日14時)

10月機械受注統計(12日8時50分)

12月の日銀短観(14日8時50分)

 

海外・注目イベント

英国議会 EU離脱協定案の採決(11日)

ECB理事会(13日21時45分)

 

展望

今週の東京株式市場は、欧米情勢睨みの神経質な1週間も、需給面では買い方優勢に推移するだろう。先週末のNY株式市場は大荒れの展開、日経平均先物は再び21500円台を割り込んでの終了となった。連日、米中の覇権争いが契機となり、株価は不安定な情勢が続いているが、クリスマス休暇前の売り需要はほぼ一巡している可能性が高い。株式市場以外でも、ビットコインの価格が40万円台を割り込んでおり、直近高値から20%の下落は、運用資産の担保切れリスクを各市場に波及させている。しかし、週末安値から売り需要が一巡している模様で、この流れが株式市場に落ち着きをもたらすなら、需給的な面において売り板を消化しやすくなる展開になるだろう。ビットコイン(仮想通貨市場)と株式市場の連動性は、決して逆相関ではなく、リスクマネーの行方を見守る上で重要なポイント、下がるよりは上がる方がまだマシだ。今週は日銀短観とメジャーSQが予定も、大したイベントとして取り扱われないとみており、注目は英国議会の行方と米国株の需給動向である。ソフトブレグジットとして判断され、米国株の売り需要がクリスマス休暇前の売り需要から解放されると、セルサイドとバイサイドの攻防は休戦となり、FOMC睨みのショートカバーも期待できるだろう。チャートやオシレータなどのテクニカル(特にMACD)においては、週明けで調整が一巡すると思われ、何度も拒否反応示しているPER11倍台でのリバウンドモードに入ることも考えられよう。今週末は四季報・新春号の発売日、IPOラッシュの時期でもあり。回転が効くような展開に期待したいところだ。

 

米国 

今週のNY株式市場は、Appleの売り需要一巡をどこで確認できるのか注目、シェア争いを演じているHUAWEIの懸念を他所にすることができていないのが現状だ。ハイテク株全般は、クリスマス休暇前の売り需要に晒されており、休暇中の米中関係に自信を持てない証左となっている。また、ファーウェイ事件の動向については、米中首脳会談のタイミングであったことから、市場の不信感がピークに達していたことも先週末の急落につながっていたとみることもできる。不安だらけの週初となるのはほぼ確実、普通に考えても買いは難しい状況だが、キッカケ一つで流れは変わりやすく雇用統計の結果が下振れでも上昇スタートしていたこともまた事実である。理屈よりも売り需要一巡の戻り歩調たどる展開に期待、BREXIT問題のソフトランディング確認は、そのキッカケになることも考えられよう。

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2018年12月10日週の予定 PDF版
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